概論
様々な出来事への過剰な不安が長期間続くことで生活に支障を来し、慢性的で数か月以上に症状が及ぶことが多くあります。仕事が出来なくなったり、不眠になったりと症状が生活に影響をしてしまいます。特異的な症状はありません。不安の対象もはっきりとはせず漠然としています。
症状
強いて言えば・・・過剰な漠然とした不安(浮動性不安)のほか、警戒心、筋肉の過緊張、自律神経機能亢進症状がみられます。
精神症状・・・・人と会うのが面倒、細かいことが気になる、不要な不安にかられる、焦燥感(落ち着かない、そわそわ)、集中力低下、粘り強さがなくなる、過敏性の上昇、不眠 など
身体症状・・・・震え、疲れやすい、めまい感、吐き気、頭痛、頭重感、動機息切れ、喉のつかえ感しびれ感、肩こり など
治療
精神療法・心理療法
支持的対応や認知行動療法を行います。
薬物療法
抗不安薬や抗うつ薬を使用いたします。
心配症との違いは、他者よりも不安・心配は強いが生活に支障を来すことはありません。